- ボラカイ Boracay
【基礎知識】
マニラの南約421km、セブ島の北西約378kmに位置するボラカイ島は、南北約7km東西約2kmの小さな島。しかし、この小さな島を目指して、世界中から多くの観光客が訪れる。「美しいビーチ世界トップ10」にランクインしたこともある約4kmにも及ぶホワイトサンドのビーチとエメラルドグリーンの遠浅の海。これこそが島最大の魅力であり、人々を魅了している要因である。十数年前までは、手付かずの自然が残る素朴なアイランドとして、ごく一部のヨーロッパ人に愛されていた知る人ぞ知る南の島の楽園であった。やがて、その美しさが口コミで広がり、メディアまでも取り上げるようになると、またたく間に世界中に知れ渡ることに。
現在は、島の西海岸に延びる約4kmのホワイトビーチに平行して、高級リゾートやレストラン、バー、みやげ物店、ダイビングサービスなどが軒を連ねる一大リゾートエリアになっている。ゲストはヨーロッパ人を中心に、日本、韓国、などアジアからも多く、レストランは世界各国の料理が揃い、ダイビングサービスでは各国のインストラクターが常駐している。
ボラカイ島は、ヤパックYapak、バラバグBalabag、マノック・マノックManoc-Manocの3つの地区Barangayから形成されている。島の北部に位置しているのがヤパック。森林に囲まれた丘陵地で、プカ・シェル・ビーチやコウモリ洞窟、シェル博物館などのみどころもある。島の中央を占めていいるのはバラバグ。南北に走るメインストリートには学校、病院などの公共施設や観光省が建ち並ぶ。ホワイト・ビーチを含むリゾートホテル、レストランなどもこの一帯に広がっている。パナイ島に一番近い南部は、マノック・マノック。隠れ家的ホテルが点在する自然の多い地域で、漁村などもある。リゾート化が進む一方で、美しい海と素朴な一面をそのまま残しているボラカイ島は、訪れる人々にフィリピンの魅力を充分に感じさせることだろう。
【ボラカイ島への行き方】
ボラカイ島には空港が無い。そのためパナイ島のカティクラン空港かカリボ空港に降りたち、そこからどちらもカティクラン港へ行く必要がある。最もポピュラーなのはマニラからカティクラン空港へ行く方法。シーエアーやエイシアン・スピリットがそれぞれ毎日10〜16便運行している。カティクラン港まではトライシクルで5分。そこでボラカイ島までの船のチケットを購入、バンカボートに乗り込む。一方、カリボ空港へはマニラからフィリピン航空、セブ・パシフィックが毎日2〜3便運行している。カリボ空港では、到着時間に合わせてカティクラン港へ向かうサウスウエスト・ツアーズ、アイランド・スター2社の連絡バスが待機している。乗車料にはカティクラン港からボラカイ島までの船賃が含まれている。
- コウモリ洞窟 Bat Cave
島の北部、ヤパックの小さな村を通り抜けた森の中にある。洞窟内では巨大コウモリが天井からぶら下がっている姿を見ることができる。地面は滑りやすくなっているので要注意。
【コウモリ洞窟への行き方】
ホワイト・ビーチからバイクで15分。そこから入口まで徒歩10分。
- マウント・ルホ展望台 Mt. Luho View Deck
島の北東に位置するルホ山は、ボラカイ島の最高峰。頂上には360度の大パノラマが楽しめる展望台があり、晴れた日には島全体が見渡せるだけでなく、パナイ島を含めて7つの島を眺めることができる。特に夕日を望むには絶好のロケーションで、あかね色に刻々と変化していくボラカイ島全域を目にできる。頂上にはドリンクを供すカウンターバーもある。
【マウント・ルホ展望台への行き方】
ホワイト・ビーチのボートステーション1からバイクで20分。
- シェル博物館 Shell Museum
島の北東、イリ・イリガン・ビーチIlig-Iligan Beachを見下ろす高台にある。民家を博物館にしたもので、趣味で集めた貝殻や貝殻細工、陶器、民族衣装などが展示されている。
【シェル博物館への行き方】
ホワイト・ビーチからバイクで15分。
- プカ・シェル・ビーチ Puka Shell Beach
島の最北端にある美しいビーチ。宿泊施設はなく、レストランが1軒あるのみの静かな場所。以前はプカ・シェルと呼ばれる丸くて白く輝く貝殻が白砂にたくさん混ざっていたが、アクセサリー用に拾われ、減少した。
【プカ・シェル・ビーチへの行き方】
ホワイト・ビーチからバイクで30分。
- ラウレル島 Laurel Islands
ボラカイ島とパナイ島の間に浮かぶ小島。島内のみどころはクルスタル・コーヴCrystal Coveと呼ばれる海に面した断崖のくぼみ。波によって削られた洞窟型のくぼみと、島の反対側まで通じているトンネル型のくぼみの2ヶ所がある。どちらも見学できるが、特に後者は腰付近まで濡れるので水着の着用を。島内にはレストランもある。
【ラウレル島への行き方】
カグバン港からバンカボートで25分。(定期船はないので、ボートのレンタルになる。レンタルするときはビーチで呼び込みをしている船頭に交渉を。3時間1500P〜が目安。
- ディー・タリパパ・マーケット D Talipapa Market
以前ホワイト・ビーチとメインロードを結ぶ通りにあったタリパパ・マーケットが火災により移転。貝殻の工芸品やTシャツ、ポストカード、キーホルダー、バティック、アクセサリー、木彫りの魚、地元の画家が描いた絵画などを売るみやげ物店が軒を連ねていて、夜遅くまで観光客で賑わう。
【ディー・タリパパ・マーケットへの行き方】
ホワイト・ビーチから徒歩10分。
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